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副キャプテンさんのご質問に答えたいと思います。 ただ簡単に答えられる問題ではないので何回かに分けます。 まずお寺の維持について。 お寺ってお金がかかるんです。 建物が大きくて、敷地が広く、植木なんかも多いです。 わかりますよね。 その他にもお坊さんは霞を食べていては餓死してしまいます。 ボロボロの法衣を着て法事に出たら、皆さんいやでしょ。 それに家族もいます。 宗派に属するということは、宗派に収める宗費もかかります。 所属しなければいいと言う意見もあるでしょうね。 でもそうすると被包括宗教法人から包括宗教法人になって、税金が跳ね上がります。 それに宗派に属していないと仏教系の大学に入れないので後継者の育成が出来ないし、本山から送られてくる様々な布教資料や小雑誌などもなくなりますから、宗教活動に支障をきたします。 前にも言いましたが、きちんとした勉強をしていないと、底の浅い表面的でただ耳触りの良いことしか言えません。 とにかく会社と一緒でお金がかかるんです。 で、そのお金をどうするか。 そこで檀家さんや信者さんです。 檀家さんと信者さんが寺を維持するためのお金を納め(布施)、寺は仏教の布教に努め、檀家さんと信者さんに法の布施である法施(ほっせ)をします。 宗教によっては各信者さんから年収の何パーセントを納めていただく方法を取っているところもありますが、仏教寺院は葬儀や法事、護摩、行事、地代などから収入を得ています。 昔の仏教寺院の形態を今も受け継いでいるからです。 さて、お葬式で50万円のお布施を納めたとしましょう。 1軒の家で30年ごとに代替わりするとして、30年に2件のお葬式を出すことになります。 50万円×2件÷30年=3.3万円/年 1年間に平均3.3万円をお寺に収めるのと一緒ですね。 法事とかもありますが、毎年やるものでもないので5年に1回、3万円のお布施として、 30年÷5年×3万円=約18万円 平均すれば年6千円です。 その他施餓鬼の塔婆とかを入れて、3.3万円+1万円+6千円=年に約5万円をお寺に収めることになります。 年収400万円の家で言えば、年収の1.25%です。 一回に収めるから大金ですが、小分けすればそれほどではありません。 う〜ん、保険会社なんかがこんな説明よくやっているな。 この家はよく法事をするほうですね。 中には全然法事をしない檀家さんもありますから、実際のところ、3万円ぐらいですかね。 檀家数300軒として、300軒×3万円=年間予算900万円。 住職一家の人件費と寺の運営で食べて行くのがやっとですね。 お寺は公益法人なので、利潤をあげてはいけないのですが、伽藍の修理や何やかやで大金が必要になりますから、お寺の預金も必要なんです。 これらをすべて檀家さんが寄付してくれるのなら預金はなくてもいいんですけどね。 現在はお寺がたくさん出さないと寄付が集まりません。 だから預金も必要なんです。 ところでちょっと違った見方を。 よーく考えるとこれぐらの無駄遣いはどこの家にもあります。 テレビショッピングで買った便利そうな製品が押し入れや物置に眠っていませんか。 トータルしたらいくらになるでしょうね。 無駄なものを有効に使うのが布施の精神なんですよ。 あともう一つ。 お寺のお布施が50万円として、葬儀屋さんに支払うお金は200万円ぐらいはざら。 でも葬儀屋さんに文句を言う人はいないんですよね。 使い回しの歩いた振動だけで花弁が落ちる菊を使われても、とっくに減価償却した古い祭壇に大金をはたいても、素人さんにはわからないですものね。 じつはお寺より葬儀屋さんのほうがもうかります。 葬儀屋さんの下っ端は別ですけど。 葬儀屋さんへの指導と檀家さんへの布教をないがしろにするお寺もあるんで、あまり言えませんけどね。 寺の存在価値とか意義の問題でもあるんですけど、それはまたあとで。 次回はいわゆる戒名料です。 これもなあ。 うちには戒名料はないですよ。 あるのはお布施のみです。 |
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成程。よく「背景」が解りました。確かに、必要な経費を考えると、その通り..ですね。また、葬儀屋さんが、よく儲かる事実も知っています。当市では、斎場で遺体を焼くだけなら、¥11000〔市民外は¥22000〕です。あと、ドライアイス等の雑費で済みます。祭壇のお花も3回くらい使い回しするそうです。「枕教」や「通夜振る舞い」等も高額です。「初七日」までの費用を考えると、数百万円にもなりますね。うかうか死ねません。 |
副キャプテン 2009/03/31 12:31 |
副キャプテンさん、こんばんは。 |
親父コーチ 2009/03/31 23:45 |
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