親父コーチの出たとこ勝負

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help リーダーに追加 RSS お坊さんの結婚披露宴

<<   作成日時 : 2008/12/02 22:40   >>

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「坊主が結婚すんのかよー
「ふっふっふ、するんだよ



話は紀元前に戻りますが、お釈迦さん以後、お坊さん(仏道修行者)は世俗を離れ、一人或いは複数の修行者だけで暮していました。

やがて自分達の考え方や行動を「大乗」と自ら名乗り、世俗の人達と交わりながら共に悟りを目指そうとするお坊さん達が出てきて、それまでのお坊さん達を「小乗」と卑下した言い方で批判しました。

現在は「小乗」ではなく「部派」と呼ばれているので、以後「部派」と統一します。



「部派」の人達はそれまでのお坊さん達が守って来た厳格な戒律によって修行しますから、男女のナニは一切禁止です。

何しろ「不淫戒」ですから。

淫らなことはダメなんです。

結婚なんて持っての他。


一方「大乗」の人達は俗人と交わって暮しているので、戒律を減らしたりゆるくしました。

現在の真言宗は数百あった戒律を10の根本的な戒にまとめています。

真言宗の檀家さんは更に減らして5つだけです。

ここで問題になるのは{不淫戒}はどうなったかということ。

なんと「不邪淫戒」に変わっていました。

邪(よこしま)で淫らなことはダメですが、清らかで淫らなことはいいんです。



建て前はこんなところで、法律上は明治5年のの太政官布告133号で認められました。

法律で決められるなんて、江戸時代以後、為政者によって仏教が牛耳られた証拠なんですけどね。

まあいいや、そんなわけで友人のお坊さんが一昨日結婚しました。



仏式の結婚式は本堂とかの仏さんの前でします。

仏さんに結婚の誓いをするんです。

その他は縁起の良い声明を唱えたり、三々九度をしたり、取り立てて珍しいことはないですね。

一般の人から見たらびっくりされるかも知れませんけどね。

私は披露宴だけ出たんで画像もなし。




そんなわけで披露宴です。

あっ、もう席に着いちゃいました。
画像

一般の人は着物で入るところをお坊さんは衣に袈裟で入ります。

普通は色の付いた色依(しきえ)に紋白五条(もんじろごじょう)なのですが、こいつは黒依に金襴五条(きんらんごじょう)で入って来ました。

後で本人が言うには「お嫁さんの衣装が映えるように黒にした」とか。

「じゃあおめえ、金襴はやめろよ。紫紋白でいいじゃねえか。」とツッコミが入っていました。

ようするにお嫁さんの着物に合わせて金襴五条をつけて、その五条が映えるように黒衣にしたんだろ。

正直に言え



お嫁さんは法律事務所に勤めるお嬢さん。

新婦側の祝辞は普通の人達がしました。

対して新郎側はお坊さんばかり。

偉い人が多いので写真は取れませんでした。

でも話の面白いお坊さんはいなかったな。

真面目な人ばかり。



さてお色直しです。
画像

ここからは普通の結婚式と同じです。

新郎が坊主頭なのを除けば。

あと会場内にも坊主頭が溢れています。

おしゃれなスーツを着こなしてはいても頭はスキンヘッド。

慣れりゃなんてことはないのですが。



私のいたFテーブルは新郎が助法に行くお寺に集まる仲間ばかり。
一番野次が飛んで、一番ガラが悪いテーブルでした。

60代ののおじいさんが率先して新郎をからかっていましたからね。

何せ口の悪い新郎なので、みんなチャンスとばかりに騒いで仕返ししていました。

酒も飲んだなあ。

このテーブルだけでシャンパン何本空けたかわかりません。
あとも。

これって飲み放題
FテーブルのFって、「ふらふら酔っ払い」のFか

でも温かい言葉もたくさん出ていたけどね。

みんな新郎のことが気に入っていたから。

若いけど努力家で、小さなお寺を盛り立てようと一生懸命です。

勉強も人一倍していて、私の所属するお坊さんの勉強会でも2回講師をしてもらって大好評でした。

そんなわけで、披露宴はたっぷりと楽しませていただきました。



新郎がどうしても出ろというので、Fテーブルのお坊さん達も若い人に混じって2次会に出ました。
画像

おまえ、そのネクタイどこで買ったんだ

2次会でも散々騒いで、おじさんたちは3次会へ。

夜遅くなってやっと部屋へたどり着きました。

もうだめ。
何せ延々8時間飲み続け騒ぎ続けでしたから。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 おはようございます。
 いいですね〜、8時間もぶっとおしでなんて。さぞかし、だったんでしょうねえ。
 遠慮なくが飲めて、しかも嬉しくてなっちゃうことも出来る。嫌いな人も多いけど、ワタシは結婚しきってだーい好きですね
ウルトランナー
2008/12/03 07:07
ふと疑問が沸いてきました。それは「お寺」の「ご住職」は「サラリーマン」なのか「個人営業」なのか..です。それによって「保険証」も「社保」か?「国保」か? 違ってきます。また「退職金」もあるのですか? とか..「有給休暇」は? とか..。「家族手当」「残業代」は? とか..。はたまた、「慰安旅行」は? とか..。知ってる様で、知りません。
死なない老兵
2008/12/03 12:40
こんばんは。
「正直に言え」だの「そのネクタイどこで買ったんだ」だのいじわる言いいなさんな(笑)。(たぶん)生涯一度のことなんだから
邪(よこしま)で淫らなことはダメならば、フィリ○ンパブやおっ○いパブに行く時はストライプのシャツに着替えて行くんでしょうか     
やかん
2008/12/03 19:49
ウルトランナーさん、こんばんは。
私も子供の頃はいやだったのですが、自分が結婚してからはだんだん面白くなりました。ただ車で行ったためにお酒の飲めない結婚式はつまらないですね。ということはお酒次第
しかし疲れました
親父コーチ
2008/12/03 22:23
死なない老兵さん、こんばんは。
私は国保と国民年金です。と言えばお分かりですね。
後継者が子供の場合は退職金はありません。他人が入ってくるときに某かのお金が動くことがありますが、退職金とは違います。
有給はありません。というよりも一年中寺に住んでいるので勤務時間・休み・残業の区別はありません。用があれば仕事をするし、なければ自分の時間に使えます。
ただし、大きなお寺に勤めればそこの職員として、サラリーマンと同じになります。社会保険だし、有給も残業もあります。私も成田さんにいた3年弱は社会保険でした。
お寺に住んでお寺の仕事を手伝っているので、家族には給料を支払っている寺が多いと思います。額は安いですけどね。お寺の奥さんは家事をしながら掃除をしたり檀家さんの応対をしたりしていてけっこう忙しいんです。
こんなこと坊さんの知り合いがいないとわかりませんよね。
親父コーチ
2008/12/03 22:35
やかんさん、こんばんは。
普段から口の悪いやつだから、こんな時でもないと仕返しできません。少しはおとなしくなるかと思ったら翌日ホテルのロビーで高笑いしていたそうです。懲りないやつだ。
うっ、痛いところを突っ込まれた。普通の格好で行きます。でもカツラは被りません。「オー、坊主スケベネー」とか言われないように、そんなお店でも精一杯清らかな気持ちでいますから、許してもらえませんかね。でも清らかで淫らな気持ちってどんなでしょうね
親父コーチ
2008/12/03 22:48

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